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Text File  |  1996-04-18  |  4KB  |  173 lines

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  5. Return of the text 1.2
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  8. はじめに
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  10.  テキストファイルの改行コードは、Macintosh、MS-DOS(Windows)、UNIXと、なんでOSによってみんな違うのでしょうか。Macユーザーにとっては、DOSのテキストはなんだかゴミが付いてるし、UNIXのテキストは改行が全然なくてひどいものです。
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  12.  というわけで、世の中には(特にフリー/シェアウェアの世界には)、この改行コードの変換をするプログラムがたくさんあります。しかし私は個人的に、どうもデザインや使い勝手がいいものが見つけられずにいました。具体的には、複数の形式を一度に、ひとつの形式に変換できるようなものが欲しかったのです。
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  15. Return of the text について
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  17.  Return of the textは、テキストファイルの改行コードを、Macintosh、MS-DOS、UNIXの形式に、それぞれ変換するためのアプリケーションです。システム7以降で動作します。
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  20. 基本的な使い方
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  22.  Finderで、テキストファイルのアイコンを、Return of the textのアイコンにドラッグ&ドロップして開いてください。同時に複数のテキストファイルを開くこともできます。
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  31.  Return of the textが起動し、開いたファイルの数だけ下の図のようなウィンドウが開きます。
  32. ウィンドウのタイトルバーにファイル名が表示されます。
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  45.  Return of the textは、テキストファイルの形式を調べて表示します。ラジオボタンで、変換する形式を選択して[変換]ボタンをクリックしてください。改行コードが変換され、ウィンドウが閉じます。
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  48. プルダウンメニュー
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  50. ・アップルメニュー
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  59.  “Return of the text について…”を選択すると、下の図のような作者の自己主張(^^;)が表示されます。マウスクリックするか、任意のキーを押すと閉じます。
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  77. ・ファイルメニュー
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  89.  “開く…” を選択すると、オープンダイアログが開きテキストファイルを開くことができます。通常はFinderでドラッグ&ドロップで開くほうが楽でいいでしょう。
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  91.  “閉じる”を選択すると、開いているウィンドウを閉じます。この場合、改行コードの変換は行われません。ウィンドウのクローズボックスをクリックしても同じです。
  92.  
  93.  “環境設定…”を選択すると、下の図のような「環境設定」ダイアログが表示されます。内容の説明は省略します。(^^;) わかりますよね。
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  108.  
  109.  “終了”を選択すると、Return of the textが終了します。開かれているウィンドウがあっても改行コードの変換は行われません。
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  112. ・編集メニュー
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  114.   Return of the textでは、編集メニューは使用しません。アップルが「使わなくても付けろ」と言っているので付けました。(^_^)
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  117. ・変換メニュー
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  127.  
  128.  “変換”を選択すると、いちばん手前にあるウィンドウを変換して閉じます。つまり、ウィンドウの[変換]ボタンをクリックするのと同じです。蛇足ですかね。(^^;)
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  130.   “全てMac形式に”を選択すると、開かれているテキストファイルを全てMac形式に変換してウィンドウを閉じます。
  131.  
  132.   “全てMS-DOS形式に”を選択すると、開かれているテキストファイルを全てMS-DOS形式に変換してウィンドウを閉じます。
  133.  
  134.   “全てUNIX形式に”を選択すると、開かれているテキストファイルを全てUNIX形式に変換してウィンドウを閉じます。
  135.  
  136.  
  137. メモリ使用量について
  138.  
  139.  Return of the textは、かなりメモリを食います。(^^;) おそらく、開くテキストサイズの倍ぐらいの空きメモリがないと、変換までできません。そのかわり、かなり大きなファイルを変換しても、それほど待たされることはないと思います。
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  141.  
  142. 注意!!
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  144.   Return of the textは、開かれたテキストファイルを直接変更します。同様のソフトウェアの多くは、ファイル名を変更したりして元のファイルを残していますが、使い勝手の面であえてこうしました。元のファイルが必要な場合にはコピーを取ってから変換してください。また、 Return of the textの信頼性についても当然100%の保証はできません。みなさん御自身のリスクで使用してください。
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  147. おわりに
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  149.  Return of the textはフリーウェアです。扱いについては、一般的なフリーウェアと同等と考えてください。著作権は私、浅利哲に帰属します。配布は自由ですが、BBS等に転載する場合は電子メールで連絡していただければ幸いです。
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  152. NIFTY-Serve: HQI05317
  153. Internet: asari@tau.bekkoame.or.jp
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  155. 浅利 哲(Asari, Satoru)
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  160. 変更来歴
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  162. Ver 1.2 (April 1996)
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  164. ・PowerPCネイティブに対応(FATバイナリ)
  165. ・空きメモリが少ないときの安定性を向上
  166. ・「環境設定」ダイアログが出ている状態でのドラッグ&ドロップを禁止
  167.  
  168. Ver 1.1 (June 1995)
  169.  
  170. ・「環境設定」ダイアログで起動オプションを設定できるように変更
  171. ・デザインを一部変更
  172. ・システム7.5でアップルメニューが階層化しない問題を修正
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